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脂漏性角化症の主な特徴と早期治療

首イボには、医学的な用語もあります。正式には、脂漏性角化症という症状に該当するのです。いわゆる老人イボです。この症状が現れた時は、なるべく早めに治療すると良いでしょう。大きくなってしまう可能性があるからです。

溜まった角質層がイボになる

イボの正体は、古い物の積み重ねです。人間の体には、常に様々な物が蓄積しています。老廃物もその1つです。皮膚の場合は、角質層が蓄積してしまう傾向があります。年齢の積み重ねと共に、だんだん古い角質層も溜まってしまう訳です。それが肌の表面に出てきて、イボになってしまう訳です。脂漏性角化症になりやすいのは、紫外線に当たる機会が多かった方々です。野外にて紫外線に当たる事が多いと、どうしても肌の奥に古い角質層が溜まりやすくなり、イボも生じやすくなるのです。

サイズが大きくなり数も増えてしまう

それで脂漏性角化症の状態になった時は、なるべく早めに治療するべきです。脂漏性角化症は、最初の内はイボのサイズはあまり大きくありません。特に気にならないサイズである事も多く、多くの方々は放置しています。ところが脂漏性角化症は、だんだん大きくなる傾向があるのです。最初の内は0.5センチ程度だったイボも、年数が経過するにつれて、5センチ以上に拡大してしまう事もあります。それは大変目立つのです。また脂漏性角化症は、数が増えてしまうのも厄介です。一旦数が増えると、治療する労力も大きくなってしまいます。

早期治療しておけばエスカレートしづらい

しかし早めに脂漏性角化症を治療しておけば、そこまで大きな問題にならない事も多いです。気が付いた時に治療を行っておけば、数も増えづらくなります。ですから脂漏性角化症という症状に関しては、以下のような事が言えます。
・年数経過と共に角質層が蓄積
・角質層は脂漏性角化症を発症させてしまう
・脂漏性角化症を放置すると、症状がエスカレートする
・早めに治療するのが望ましい
つまり脂漏性角化症は、早期治療しておくのが一番良いのです。首のイボが気になった時は、早めに病院などに相談してみると良いでしょう。

首イボが自然脱落した時の対処方法

首にできたイボは、たまに自然に取れる事があります。本来は病院による手術やクリームなどを使用すれば、イボが取れるのです。しかし人によっては、たまに自然脱落している訳です。自然に脱落する事自体は、特に問題ありません。ただし脱落した後は、適切に処置するのが望ましいです。

新陳代謝が良くなったので首イボが自然脱落

首にでき物ができてしまう理由の1つは、新陳代謝です。新陳代謝があまり良くないと、腫れ物が生じやすくなる事は実際あります。首イボもその1つです。ところが新陳代謝は、とても流動的です。何らかの原因で、稀に代謝が良くなる事があります。それが皮膚に対して良い影響を及ぼし、首イボが自然脱落する事はあります。病院やクリームなどで除去するつもりだったのに、自然に脱落すると、少々焦ってしまう場合があります。しかし自然脱落は、全く問題ありません。その状態の時は、たいていウィルスなども死滅しています。

絆創膏を貼って再発を防止

ただし自然脱落しても、油断は禁物です。下記の点は注意が必要です。
・再発の可能性はある
・絆創膏を貼るべき
・化膿した時は殺菌薬を使用する
首イボは、稀に再発しています。少なくともイボの痕を放置するのは、望ましくありません。痕に何らかの刺激が加わると、再発する確率が高まってしまうからです。このため一旦は自然脱落しても、イボの痕に絆創膏を貼り付けておくのが望ましいです。絆創膏が肌を保護して、皮膚に対する刺激が弱くなりますから、再発率も低くなります。

万が一化膿したら殺菌剤で対処

また首イボが取れてしまった時は、化膿してしまう事がたまにあります。その時も、まず落ち着いて殺菌薬を使用するのが望ましいです。それを塗るだけでも、首イボが拡散してしまう事態や、再発率を低くできる傾向があります。それで様子を見てみて、今一つ状況が芳しくない時は、医療機関に相談するのが望ましいでしょう。以上の事を踏まえると、首イボが自然脱落した後は、後処理が大切です。少なくとも絆創膏は貼り付けて、再発防止に努めるのが望ましいでしょう。

医療機関で首イボを治療する時の費用はどれ位か

首イボは、病院で治療する事は可能です。その際の医療費が何円程度になるかは、治療の方法次第です。方法によっては数千円前後になりますが、大型のイボを切除手術した時には、1万円以上になる場合があります。ただしイボが小さい時は、切除手術でも数千円前後に収まる事もあります。

医療機関でイボを切除する時の料金

医療機関で治療するなら、下記のような方法があります。
・液体窒素
・内服薬
・ハサミで切り取る
・切除の手術
それぞれ痛みなどの違いもありますが、この中で費用が最も高めなのは、4点目の切除手術です。料金は、イボの大きさ次第です。小さめなイボなら、5,000円前後で済む傾向があります。しかし大きめなイボですと、15,000円前後になる事もあります。ただし医療の専用ハサミで切り取る場合は、料金はもう少し低めです。小さめなイボなら1,000円前後ですが、大きいイボは5,000円目安になります。

液体窒素による治療の料金

それと上記の1点目の液体窒素は、多くの医療機関が採用しています。治療時に痛みを伴う事も多いですが、費用が低めというメリットがあります。液体窒素なら、たいてい1,000円前後で治療が完了するからです。ただし液体窒素による料金も、クリニック次第です。各病院は、それぞれ料金に関する考え方の違いがあります。病院により、数百円ほどの差が生じる事はあります。しかし上述の切除手術のように数千円ほどかかる事は、まずありません。

内服薬は費用は1,000円目安

またクリニックによっては、内服薬を処方してくれる事もあります。首イボに効果を発揮してくれる薬を服用し、しばらく様子を見てみる訳です。内服薬は1,000円前後で済む事が多いので、比較的格安な方です。また液体窒素のように、治療時に痛みを伴う事もありません。その代わり、内服薬による治療は長期化する事も多いです。内服薬は、徐々に首イボに働きかけるからです。状況によっては1年程度かかる事もあり、それに比例して料金が高くなる場合があります。

首イボに対する化粧品を内容量で比較する

首イボが気になる時は、化粧品は有効です。ただ化粧品も、色々なメーカーが発売しています。それぞれ性能も異なりますが、製品を選ぶ時には、内容量に注目してみると良いでしょう。有効成分を多く含んでいる化粧品がおすすめです。

化粧品に含まれる成分に大きな違いは無い

首イボに効果が期待できる製品には、たいていハトムギや杏仁のエキスが含まれています。どちらのエキスも、首イボに対する一定の効果があるからです。ところで化粧品を細かく確認してみますと、成分に特徴がある事が分かります。化粧品には、もちろん成分も明記されているのです。その詳細を見ると、どの化粧品も成分自体はあまり変わりません。上述のエキスは、殆ど全ての化粧品に含まれています。にもかかわらず、各製品によって効果の大きさも異なるのです。

製品により内容量が異なる

ところで各製品の内容量に関して、次のような数字があります。
・60グラム
・40ml
・40グラム
この3つの用量は、ある3つの製品に含まれている成分量です。首イボに効果がある製品を、3つピックアップした数字になります。上記の通り、各製品によって内容量が異なる訳です。上記3つを見ますと、1つ目の60グラムの製品の中に、成分が多く含まれている事が分かります。化粧品に大きな効果を求めるなら、上述の60グラムのような製品がおすすめです。やはり製品に含まれている成分の量が少ないと、効果も限定されてしまう傾向があります。その点60グラムの製品なら、十分に成分を含んでいますから、首イボも解消されやすいです。また内容量が多い製品は、総じてコスパも優れている傾向があります。値段の割には十分な量が入っているからです。ですから首イボを解消したい時は、各製品の内容量を比較してみると良いでしょう。

首イボの施術で保険が適用される場合とは

首イボの施術を考えている方にとって不安が大きいのは、施術に保険が適用されるか否かではないでしょうか。もしも保険が適用されなかった場合、それなりの予算を用意しなければならないため、保険が適用されるケースされないケースを覚えておきましょう。

保険の適用と施術内容

液体窒素

液体窒素による首イボの除去方法は、一般的な方法かつ保険が適用されるケースに該当します。イボを冷凍した後除去する方法なので多少の痛みはあるかもしれませんが、耐え難いほどの痛みではありません。なおかつ施術時間も短いので、非常にコストパフォーマンスの良い方法といえるでしょう。ただし、これが可能なのはあまり大きくない首イボに限られます。
施術費用はおおよそ5,000円以下で、場合によっては数百円で施術が完了することもあります。それほど安価なので、首イボに悩んでいる方はまず液体窒素を検討するとよいでしょう。

ハサミ

ハサミの場合も同様に保険が適用されます。液体窒素と同じく小さな首イボに向いているため、液体窒素との二択になることもあるでしょう。

保険が適用されない場合

炭酸ガスレーザー

首イボに対する施術の中でも高額な炭酸ガスレーザーは、保険が適用されない施術方法でもあります。とはいえ数千円で済むこともありますが、程度によっては数万円の施術費が請求される可能性もあるので、予算に余裕が無い場合は最終手段となるでしょう。
この炭酸ガスレーザーを選ぶメリットは、他の施術方法では除去できないような大きめの首イボでも施術可能なことです。液体窒素やハサミなどは保険適用されるものの、施術できる首イボのサイズが限られています。この炭酸ガスレーザーは幅広い首イボに対応できますし、仕上がりも問題ありません。